2012年9月26日水曜日

センカクショトウ

尖閣の領有をめぐって日中台がややこしい。思ったところを書き記す。




中国人が尖閣上陸した際、県警が逮捕し中国に送り返した。
これは島での警察権は日本にあり、日本の実効支配を意味してる。


竹島などと同じく、実効支配している領土は他国の領土になりにくい。



さらに中国は常に尖閣問題の棚上げ、現状維持を希望していた。


この状況でことを荒げる必要があったのか?


中国の海洋進出は常に領海問題を抱えるので慎重にならざるを得ない。
対して日本には広大な太平洋がある。日本海の資源開発は魅力的だろうが、
太平洋側の資源開発や石油の代替と期待されているオーランチオキトリウム
の研究開発など、他に選択肢はたくさんある。

その状況でここまで強引に尖閣を国有化する必要があったか?


国有化でなにが変わったか?

尖閣諸島周辺の問題はよりややこしくなった。
大規模な反日デモにより在中日本企業は大きな損失を被った。

オスプレイの本格配備。実はアメリカが裏でなにか?とも思う。


結局、今回の石原慎太郎からの尖閣国有化の流れで、日本は得してない。
よくわからない感情論でわかりやすそうな選択肢を選んだ結果、
今まで培ってきた中国における日本企業の信頼などを失った。

戦争を主張する人もいる。けど、考え直して欲しい。
戦争を主張する人が命を落とすだろうか?
命を落とすのはその人と関係のない人で、誰かの大切な人だ。
中国と戦争する日本国を、次の世代に残すので良いのだろうか?



より吠えるのは怯えている犬だ。本当に日本人が強く、日本が大国ならば、もっと泰然と賢い選択をするべきだ。

2012年6月30日土曜日

All you need is LOVE.

33歳になった。

ぼんやり自転車をこぎながら考える。


福島の原発事故に端を発した原発停止からの大飯原発再稼働。
プライムミニスター野田が国民の生活を第一に考え、再稼働を決めた。


原発動いてないと電力供給ままならず、色々と困るんだそうだ。

さらに、たぶん、電力供給は地域独占だし、
電力会社を取り巻く利権の構造ってのがスゴくて、
だから四の五の言わず動かせぃ!って言うのを感じる。

そこに、たとえば、今年の夏は原発を動かさないよ!
もうそれで行くからね!プランはこうだよ!って言う
やるぞ感ってか、そういう一所懸命さが微塵も感じられなくて、嫌だ。

結局、電気は俺らが供給してるし~。
原発動かした方が都合いいし~。いろいろダルイシ~。って感じる。



消費税増税問題もそう。

消費税増税も必要ならばやむなし、と思う。
だけど、ここで増税なの?と。もっと手前でできることない?
いゃ。もっと、もっとさ。

で、これら問題はなんだ?と。

マイケル・ムーアの映画、華氏911を見て思ったのだが。
企業も国家も利益を考えて行動する。

だから、原発再稼働や消費税増税が、関わる人の利益ならそうなる。

でも関わる人の利益、で良いのか?

地域や人や国のことを考えて、利益以外の、たぶん愛が足りないのじゃないか?と。
東電の電力供給事業には、愛のない夫婦関係とか性交渉とか。
なんかそう言うのを感じなくもない。もっと愛を持って取り組んでもらいたい。
愛じゃお腹はいっぱいにならない、とも言うけれども。

2012年1月12日木曜日

山登り

山を登っていて、僕は足元をみて黙々と登る人だと感じた。
山頂を常に見上げて、と言うのはあまり好きではない。
たまに方向が合っているかを確認しながら、
道によっては歩き方を考えながら黙々と登る。
なにも派手なことはないけれども、それが良いなと思った。

先日、宇宙飛行士の方が仰っていたことが記憶に残った。
毎日自分のできることだけを少しずつしていってください。
一歩一歩の歩みがとても大切です。確かそんなことを言っていた。

僕はあまり目標とかを定めないし、どうなりたいとかもあまり
考えないんだけど、それではいけないのか?と最近考えていた。
やたら目標だとかビジョンだとか夢だとか言われたもので。

でも、まぁ、いいんだなと思いました。

2012年はもうちょっとは山登りをしようっと。

あ。あと山登りにおいては山の下り方が大事だなと思った。
登りつめる、もしくは道半ばだとしても、どうやって山を下りるか。
それをイメージすること。予定に入れておくことだ大事な気がする。