尖閣の領有をめぐって日中台がややこしい。思ったところを書き記す。
中国人が尖閣上陸した際、県警が逮捕し中国に送り返した。
これは島での警察権は日本にあり、日本の実効支配を意味してる。
竹島などと同じく、実効支配している領土は他国の領土になりにくい。
さらに中国は常に尖閣問題の棚上げ、現状維持を希望していた。
この状況でことを荒げる必要があったのか?
中国の海洋進出は常に領海問題を抱えるので慎重にならざるを得ない。
対して日本には広大な太平洋がある。日本海の資源開発は魅力的だろうが、
太平洋側の資源開発や石油の代替と期待されているオーランチオキトリウム
の研究開発など、他に選択肢はたくさんある。
その状況でここまで強引に尖閣を国有化する必要があったか?
国有化でなにが変わったか?
尖閣諸島周辺の問題はよりややこしくなった。
大規模な反日デモにより在中日本企業は大きな損失を被った。
オスプレイの本格配備。実はアメリカが裏でなにか?とも思う。
結局、今回の石原慎太郎からの尖閣国有化の流れで、日本は得してない。
よくわからない感情論でわかりやすそうな選択肢を選んだ結果、
今まで培ってきた中国における日本企業の信頼などを失った。
戦争を主張する人もいる。けど、考え直して欲しい。
戦争を主張する人が命を落とすだろうか?
命を落とすのはその人と関係のない人で、誰かの大切な人だ。
中国と戦争する日本国を、次の世代に残すので良いのだろうか?
より吠えるのは怯えている犬だ。本当に日本人が強く、日本が大国ならば、もっと泰然と賢い選択をするべきだ。
2012年9月26日水曜日
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